担任の先生から聞いた話なんですが。
チャッピーがここ最近、体育の授業に出たくないということが増えたようで。
ちなみに体育は協力学級(通常級)で受けます。
(音楽、体育、外国語の授業と、大きな行事は協力学級です。2年生までは生活科も協力学級でしたが、3年生からは生活科が無くなり理科社会になります。知的支援学級のチャッピーは理科社会の授業がなく、代りに「自立」などの活動になります)
担任の先生は、チャッピーが「どうしても授業に出たくない」というときは、無理に参加させず見学でもいいよ、ということにしてくれています。
(ただし、きちんと自分から「今日は休みたいです」と言葉で伝えること、という約束で)
ここ数回、体育の授業に出ず支援学級の教室で自習という形をとったチャッピー。
先生が「どうして体育に出たくないの?」とさり気なく聞いてみたところ、チャッピーは、
「みんなの前でやりたくない。」
と言ったそうです。
そっか、色々考える年頃になってきたんだな..
と、ある意味成長を感じて嬉しくもあるような、複雑な気持ちになりました。
チャッピーは私に似て、すこぶる運動神経が悪い。
いや、もしかしたら私以上かも知れない。
当然、同学年の子たちが普通に出来るような鉄棒や縄跳びなんかの技も、全くできないわけです。
おまけに恐怖心も強いのか、平均台や、公園のちょっと難しい遊具(大きなアスレチックにありがちな高所のトンネルやクライミング系)も挑戦出来ないことが多い。
2年生の時に親子リクリエーションでドッジボールをやった時も、チャッピーはいまいちルールを理解できていない感じでした。
私も運動全般苦手だし、団体球技なんて特に運動神経だけじゃなく人とのコミュニケーション能力とか瞬間的状況把握能力とかが重要なうえにルールも複雑で、チームの邪魔でしかない私には苦痛な時間でした。
そのため、外で体育の授業がある日は「念力で雨雲を呼び寄せて体育をつぶす」というクレイジーな挑戦に朝から没頭していました。
(小3〜小6まで場面緘黙で学校では全く喋らなかったので、一人黙々と窓辺で空を睨みつけているヤヴァい子供でした)
なので「体育の授業やりたくない」「上手に出来ないのをみんなに見られるのが恥ずかしい」みたいな気持ちは、すごくよくわかる。
(と言っても別の人間ですし、全く同じ気持ちだとは思わないのですが)
話を聞く限り、体育の授業その他でもチャッピーがうまく出来ないことをからかったり、それでイジメられたり、ということは今のところないようです。
(確実にちょっと浮いてるだろうなとは予想できますが...^^;)
それでも、何かしらチャッピーなりに感じているんでしょうね。
ただ担任の先生がそういう繊細な気持ちをちゃんと汲み取ってくれる人で、本当に良かったなと思います。
サビが最高。
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