チャッピーが小学校に上がってから、しきりに学校から「読書の大切さ」について説くプリントが配布されたり
「読書週間」なんてものが設定されたりで、やたらと本を読め本を読め言われてきたわけですよ。
で、同時に「市立図書館の活用をお勧めします」とも言われる。
確かにその通りです。
買うよりも無料レンタルした方が色んな本と出会えるし、たくさん読める。
ただ、図書館なんてただでさえ静寂を求められる公共施設、うちのチャッピーみたいなタイプにはハードルが高すぎる!!
公園やらデパートやらレジャー施設だったら普通にみんな声を出して会話しているし、BGMやその他の騒音てんこもりなので多少チャッピーが騒いだりギャーギャー泣いたり怒ったりしても、ちょっとはかき消される。
まぁ十分うるさいし恥ずかしいし周りの人も迷惑だろうから、なるべく迷惑かけないようにそれなりに気を遣ってきたけれども。
病院に関しては、迷惑かけようがかけまいが行かざるを得ないから決死の覚悟で連れて行きますし。(親は毎回汗だく)
ただ、図書館は行かなくても死なないし、騒いだ時の迷惑度合いがパネェからちょっとチャッピーはまだ無理だよな、と諦めていたわけです。
でも本当は図書館めちゃくちゃ行きたかったんですよ!!
チャッピーは小さな頃から本が大好きで、読めと言わなくても積極的に読みます。あればあるだけ読んで読んで読みまくります。
学校でも隙あらば図書館に行きたがるみたいです。性格的なものもあるのでしょうね。
私も子供の頃から本が好きなので、図書館に行くと「イヤッホウ!!」と叫びたくなるくらいテンションあがります。
(一応大人なので静かにしていますけどね)
実際子供産む前はちょこちょこ市立図書館に出向いて本を調達していました。
絵本や児童書も充実していますし、子供が産まれたら一緒に図書館に来たいなぁという秘かな夢があったわけです。
図書館なんて静かだし涼しいしタダで本読み放題だし人間と会話しなくてもいいし、私にとってはパラダイスなんですよ!!
将来的には図書館に永住したいくらいです。
こういうエプロンつけたいくらいです。
しかし実際子供が産まれてからは、読書どころではなくなり、図書館に行く時間も元気もなくなり、ひたすらネット見て闇をさまよう日々。
チュッパを妊娠する前、チャッピーが幼稚園行ってる間に一人で図書館行ったことは何回かありましたが。それもメンクリのついでにたまに寄るくらいです。
気付けばチャッピーは非常に育てにくいお子様で公共の場に連れていくのにかなりの覚悟と勇気が必要でした。
なので、図書館の利用を勧められたり他の親子が図書館に行ったという話を聞くたびに内心、
「うちの娘みたいな一触即発デンシャラス癇癪キッズと図書館なんて行けるわけ無いじゃろがい!!」
「子供と一緒に図書館なんてどこの都市伝説じゃい!!」
と鼻息荒くしていました。涙目で。
しかし今年、夏休みが始まる前にチャッピーが学校で「夏休みの目標」を立ててきたんです。
私はその目標を見て、一瞬目を疑いましました。
「ほんを26さつよむ」
ファッ!?26冊だと!?
26冊って、何をもとにはじき出した数字だ!?
ていうかそんなにたくさん読めるのか!?
…と一瞬ひるんだ私でしたが、チャッピーのやる気に満ちたキラキラの瞳を見て、心を動かされました。
26冊なら、一日一冊読めば余裕でクリアですし、低学年向けの本なんて10分くらいで読めるものがほとんどです。
…行ける!!行けるぞチャッピー!!
是非とも達成しよう!!その目標を!!
勉強も運動も苦手なチャッピーでも、読書量だけならトップを目指せるかも知れない!!
目標を達成することで、大きな自信につなげる絶好のチャンス!!
しかし、ひとつ問題が。
26冊もどうやって工面しようか…
長くなったので次回に続きます。すみません。