たまたまネットで「母子家庭の貧困」についてのコラムを読んだ。
そのコラムに寄せられたコメントに目立つ、
「自己責任」
「辛いのはあなた方だけじゃない」
「努力が足りない」
という言葉。
読んでいて息苦しくなった。
もちろん、批判的な意見ばかりじゃなく、擁護する意見も同じくらいあったのだけれど。
うちは母子家庭ではないけれど、
何故か、自分に向かって投げかけられているように感じてしまった。
「自己責任」という言葉、障害者やその家族に対してもぶつけられることがあるから。
「もっと努力しろ」
「甘えるな」
「しっかり人生設計もせずに結婚や出産をするな」
弱っている時に、そんなものを覗いてしまったことを後悔した。
正しいだけの言葉で綴られる、想像力を欠いた血の通わない理想論。お説教。
そういうのが一番、人を追い詰める。
書き込んでいる人たちは、どれだけ立派な人間なのだろう。