発達障害に関する情報はネットでも本でもたくさん出回っていて、
自分の子供が発達障害かも、と疑った時から血眼になってそれらを読み漁りました。
早期療育が大事!とか、こういう訓練やった方がいいですよ、とか。
何歳までにこれやらないと手遅れになるよ!とか、あれは食べさせちゃだめとか、この栄養素が大事!とか。
真偽の怪しいものも含めてたくさんの情報に触れ、
「あ、他の親御さんはこんなに色々やらせてるんだ」
「私も頑張らなきゃ。あれも練習させて、部屋の中はこうして、どこどこに通わせて、少しでも子供のために、親としてできる限りのことを…」
と散々迷走して、ジタバタして、でもうまくいかなくて、疲れ果てて…
ブログに何もかも書いているわけじゃないですが、色んなことがありました。
今はちょっと、休憩中です。もう疲れたよパトラッシュ…
特に、小学校入学前の一年間は、すごく焦っていたと思います。
入学前にこれができなきゃダメ!みたいな情報を真に受け、必死で練習させました。自分の名前を書けるようにとか、箸を使えるようにとか、名札の付け外しとか。
結果、母子ともに疲れただけでした。
箸は練習してもなかなか上達せず、今は一旦諦めて給食の時もバネ箸を使わせています。
ひらがなは、入学してから少しずつ書けるようになりました。
名札の付け外しは、まだ私がやっています。不器用さに加えて指先の力も弱いチャッピーには、いくら練習してもまだ難しいことがあるんだと悟りました。
チャッピーは支援学級だからというのもあると思いますが、
そんなに焦らなくて良かったのかもな、と今になって思います。
その子のタイミングで、すんなり出来るようになる時期がある。まだ出来ない時期に、周りが必死こいてやらせようとしてもお互い疲れるだけなんじゃないかなぁと…
チャッピーの場合、特にお絵描きに関してもそう思います。
チャッピーはなかなかお絵描きに興味を持たない子でした。
他の子がかなりのクオリティの絵を描いている年頃になっても、チャッピーは絵を描こうとしない、たまに描いてもグチャグチャの殴り書きみたいなものでした。
親としては早く絵を描くようになって欲しかったし、幼稚園の先生もチャッピーに絵を描かせようと色々工夫して下さっていました。
でもほとんど効果がなかった。周りが頑張っても、チャッピーはどこ吹く風。
もういいや、と諦めてから数年後…
7歳になったチャッピーは今、お絵描きが大好きです。
はっきり言って下手くそですよ。同年代の子に比べたら下手くそで、何描いてるのかわからない。
でも、チャッピーはお絵描きが大好きなんです。
しかも、良くわからないけれど、とても味のある面白い絵を描くんです。
全く絵を描かなかった頃は、今のチャッピーの姿は想像出来ませんでした。
結局は、本人のタイミングなんだなぁと。
とにかく今は、心身ともに健康なまま大人にしてあげることを第一の目標にして、あまり肩肘張らずにチャッピーと向き合っていきたいです。頑張るの疲れた。
というか、発達障害を抱えた子が「心身ともに健康なまま大人に…」というのがいかに貴重で、いかに難しいことか。
ネットで成人当事者さんのブログや書き込みを見ていて、強くそう思います。
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