うちの長女チャッピー、なかなかスムーズにミルクを飲まない赤子でございました。

乳児期のお世話で何が一番辛かったかといえば、ミルクを飲ませることだったかも知れません。

だって、飲まなきゃ死ぬんですよ?飲んでもらわなきゃ困る。しかも1日5回くらいあるわけですよミルクタイム。私は母乳がちょびっとしか出なかったので、毎回母乳の後にミルクを160~200ccは飲ませなくてはならなかったのです。



にも関わらず。うちの娘、一口飲んではギャン泣き、なんとかあやしてなだめながらまた少し飲んだと思ったらギャン泣き、飲む力も弱いのかやたらと飲むのに時間かかり、そのせいで後半はミルクが冷たくなってしまい、こんどは「ぬるい」とギャン泣き。湯煎で温め直し、常に適温をキープしながら飲ませなくてはなりませんでした。

…と、とにかく飲ませるのに時間がかかる&手間がパネェ!!

デパートの授乳室に行けば、なんとかミルクを飲ませようと私が30分~40分も悪戦苦闘している中、後から入ってきた赤ちゃんが泣かず暴れずグビグビと240ccくらいのミルクを一気に10分程度で飲み干して涼しい顔をして出ていきます。

「ええっ!?どうすればあんな大量のミルクをあんなスムーズに飲み干してくれるんだ!?(うちと何が違うの!?)」
と不思議でしょうがなかったのですが、調べてみるとどうやらそれが普通のようで…

うちは何がいけないんだろう…どうやれば泣かずにスムーズに飲んでくれるんだろう…と悩みに悩み、小児科や保健師さんに相談しまくり、あらゆる手を試しました。ほ乳瓶も何種類か試してみました。



やがて、某メーカーのほ乳瓶のMサイズ乳首の2穴タイプがチャッピーのお気に入りだということを発見。いや、お気に入りというか、それ以外だと完全拒否で全く飲まないんですよ。

乳首の形や固さやミルクの出る量、舌触りなど、チャッピーなりのポイントがあったのでしょうか…


とはいえ、お気に入り乳首を使ってもやはり泣いたり暴れたりするのをなんとかなだめながら、毎回30分近くかかりながら飲ませていました。どうやっても飲まずに、半分以上捨ててしまうことも多かったです。

なぜ泣くのか、なぜ飲むのに時間がかかるのか、なにがいけないのか…全くわからず、とにかく毎回悪戦苦闘しながら、「なんで飲まないの!!もうミルクあげないよ!!」って小さなチャッピー相手に怒鳴ったこともありました。そのくらいミルクの時間が苦痛でした。

一時期はなかなか体重も増えず…母乳も枯れる一方だし…



今なら「飲まなくても元気そうだしまぁいっか」と開き直れたかも知れないのですが、当時は1人目の、初めての子育ての真っ只中。育児書や育児雑誌に書いてあるとうりにできなければ!!と思いこんでいた私はかなり追い詰められていました。

そんなチャッピーも、徐々に離乳食で栄養を取る割合が増えるにつれて、体重もそれなりに増え始め、気付いたらミルクの必要な時期は過ぎていました。そして私もめでたく、辛かったミルクタイムとおさらばできたのです。
(チャッピー、離乳食はわりと普通に食べてくれました)

今考えれば、飲むのに時間がかかるのは口の筋力の弱さが関係あったのかなとか、特定の乳首じゃないと受け付けなかったのは触覚過敏や自閉のこだわりが関係していたのかなとか…色々心当たりはありますが、真相はわかりません。今更チャッピー本人に理由を聞いても覚えてないでしょうし。

何だったのかなぁあれは…



〈注〉ミルクを飲まない=発達障害の可能性あり、というわけではありません。あくまでもうちの子の乳児期の記録として捉えて下さいね。



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