先週の出来事です。

チャッピーが夕方「先生に名前書くの下手くそだって言われたの…」と、めそめそ泣き出しました。

本当にしょんぼり落ち込んだ様子で、コタツに潜ってずっと泣いてるんです。

ありゃりゃりゃ、これは大変だ。チャッピーがこんなに落ち込むなんて珍しいぞと。私も心配になりました。

何があったのか私は見たわけではないのですが、チャッピーの訴えを聞くと、

支援学級の担任の先生が、チャッピーが書いた名前を「下手くそだ」と言ったと。それで、とても悲しかったんだと。

それを聞いて私は「本当に?あの優しそうな先生がそんなこと言うか?」と最初は信じられない気持ちでしたが、

チャッピーの様子を見ると、全くの嘘をついているようでもない。

むむむ…先生本当にそんなこと言ったのだろうか。もし本当だとしたら、支援学級の担任として相応しくないのでは?これは大問題じゃね?…と、疑心暗鬼になってきました。

入学式の練習で初めてお会いした時、チャッピーへの接し方を見て「やった!当たりの先生だ!」と思ったことも、

その後、毎日お迎えの時にお話をする時の好印象な対応も、

実は表面上のもので、保護者の見ていないところでビシバシ否定的な言葉を生徒に投げかけるタイプの「ハズレの先生」なのか?

なんて考えて、モヤモヤした暗い気分に。



翌朝、「モヤモヤしててもしょうがない!実際何があったかもわからないし、とにかく先生に望ましい対応をしてもらえるようにはっきりと伝えなくては!」

…と思い立った私。必死で考えました。どうやったら、先生との関係を険悪にせずに、上手にこちらの要望を伝えられるか。チャッピーの繊細なハートを守るために、私に今出来ることは何かと。

で、連絡帳に以下のように書いてみました。

〈チャッピーはひらがなを書くのが難しく、どうしても鏡文字になってしまったりします。一年くらい前から名前を書けるように一緒に練習を重ねましたが、まだまだ下手くそです。

けれども、チャッピーが今書いている下手くそな名前は、たくさん練習を重ねた、努力のたまものなのです。

どんなに下手でも「頑張ったね」「よく自分で書けたね」とまずは認めてあげて、その上で「ここはこうするともっと上手になるよ!」などと教えてもらえると、チャッピーも素直に聞いてくれることが多いです。

家庭でも褒めて伸ばす作戦で、ひらがなの練習を進めて行きたいと思います。〉

…と。

あえて「チャッピーが『先生に下手くそだと言われた』と言って泣いていた」とは書きませんでした。あえて何も知らないふり。

この書き方が良かったのか…もっと上手な書き方、やり方があったのかも知れませんが、私が思いつく限りの精一杯知恵を絞った結果がこれでした。

すると…連絡帳の先生からのお返事には、こう書かれていました。

〈昨日は大変申し訳ありませんでした。

自己紹介カードを書く授業で、何度か練習させてより上手に書かせようと私も一生懸命になるうちに、チャッピーちゃんが不機嫌になってしまい、私もつい「下手くそだから練習するんだよ」とチャッピーちゃんの傷つく言葉を言ってしまいました。

言ってから「しまった」と思いましたが気付いた時には遅かったです。今後はこのようなことがないように、気をつけたいと思います〉

と。

その文面から、先生もとても後悔していること、普段から否定的な言葉がけをしているわけではないこと、チャッピーのために一生懸命になるあまりにポロッと出てしまったミスであることが、よく分かりました。

何より嬉しく安心出来たのは、先生が逃げたりごまかしたりせずに、きちんと状況を説明して下さったことです。

先生も人間ですから、時には間違った対応をしてしまうこともあると思います。

肝心なのは、その後の振る舞いです。開き直ったりごまかしたりせず、ちゃんと間違いを認めて説明して頂いたことで、私の中に芽生えかけた不信感の芽は一気に消え去りました。

この一件で、私は「あぁやっぱりこの先生で良かった。この先生になら安心してチャッピーを任せられる」と思えました。先生への信頼が、確信に変わりました。

また、私の方も、芽生えた不信感をそのまま先延ばしせず、すぐに行動にうつしたことで、不信感が無駄に膨らむ前に、きれいに摘み取ることが出来たと思っています。

今後も、何か「ん?」と思うことがあったら、先延ばしせずにきちんと学校側とコミュニケーションをとって、お互いいい関係を続けていけたらと思っています。

クレーマーにはならないように先生側、学校側の背景も考慮しつつも、

あまり我慢し過ぎないで上手に、伝えることは伝えていくのがお互いのためになるんだなぁと、今回のことで学びました。


そんなチャッピーのお友達。
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