幼稚園最後の参観日でもうひとつ、嬉しかったこと。

チャッピーのクラスにはもう一人、おそらく特別支援の対象になっている子がいます。
(以降A君とします。)

何故そう思ったかというと、チャッピーの話の中で「今日はA君と○○先生(特別支援担当の先生)と一緒にトランポリンしたよ」的な話しが頻繁に出てくるからです。

それに、年長時の運動会のクラスリレーで、チャッピーとA君だけメンバーから外されていたこと。

何も知らないで見れば、「どこが?」って思うような一見普通の男の子なんですよ。チャッピーよりもずっと、集団への適応能力も高く見えますし(行事などでチラッと見る限りは)

でも、状況から察すると、おそらくA君も何かしらあるんだろうな、とずっと気にかけていました。



で、気になっていたんです。A君のお母さん、どんな人なんだろうって。

年長さんから転園してきたA君。親子遠足も不参加だったし、行事や参観日でもお母さんはまだ見かけたことがなかったので(私が気づかなかっただけかも知れませんが)

それが今回の参観日で、ついに、お目にかかることができたんです。

A君のおうちは、お母さんとおばあちゃん二人で参観に来ていました。

A君の嬉しそうな顔と、とてもにこやかで優しそうなお母さんとおばあちゃんの様子を見て、A君が家族に愛されて育てられていることが一目でわかり、何だか私まで安心して、嬉しくなってしまいました。



そして…活動中A君が泣き出した時に、チャッピーが「どうしてA君泣いてるの?」みたいにしつこく(汗)A君のお母さんに話しかけていたんですが、

A君のお母さんは笑顔で丁寧にチャッピーに答えてくれていました。

そして、その合間に2回、私の方に顔を向けて、笑顔で会釈してくれたんですよ。

その笑顔が本当に優しくて、しかもA君のお母さんめっちゃ美人さんで…なんか女神様に微笑みかけられたような、ふわっと温かい気持ちになってしまいました…(*^_^*)

そしておそらくA君のお母さんも、チャッピーにも何かしら障害がある支援対象だって気付いていると思うのですが
(誰が見ても一目瞭然ですしね)

私に笑顔で会釈してくれたその表情が、まるで「お互い大変ですけど一緒に頑張りましょうね」って言ってくれているようで、

すごくすごくすご~く、心に残りました。何だかとっても嬉しくて。

健常児だらけのクラスで、A君のお母さんも私と同じように色んな悩みやモヤモヤを抱えながら、毎日戦っているのかな。

そう考えたら、砂漠の中でばったり戦友に出会えたような、何ともいえない心強さと勇気が沸いてきたんです。

もうA君のお母さんと会えるのは卒園式くらいだし、コミュ障気味の私が仲良くなれるなんてほぼ不可能なんですが、

あのふわっとした優しい笑顔が、これからもずっと私の心の中で

「一緒に頑張りましょうね!」

って力を与え続けてくれるような、そんな気がしています。



そんな嬉しい出来事もあった、素敵な参観日でした。



今日も私、頑張ります。

大変なことも多いですが、皆さん、一緒に踏ん張って参りましょう!!


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