先日、幼稚園生活最後の参観日がありました。

夫婦(チュッパも)揃って厳かな気持ちで行って参りました。

チャッピーの様子は…まぁいつもどうりのマイペース。

みんな立って歌を歌っているときにチャッピーだけ座ったままキョロキョロしていたり、

活動中に不機嫌になって廊下に出て行ってしまったりと、

とにかくマイペース。

絵に描いたような「THE・集団行動の出来ない困ったお子様」でございます。

いつものことなんでもう慣れましたがね…(親も先生も多少のことは諦めモード)

空気読めないんだろうし、そもそも読む気がないようにも見えます。

周りがどう動いていようと、自分がやりたい時にやりたい事をやりたいようにしかやらない自由の女神、それがチャッピー。

それでも少しずつ自制心が発達してきて、イヤなことでも頑張ろうと努力する姿がだんだん増えてきました。
(ここまでに、先生達には本当に苦労とご迷惑をかけてしまったと思っています )



この日の参観日のハイライトは、園児達から保護者への感謝状贈呈でした。

園児が一生懸命自分で書いた感謝状を、教室の前に出て一人ずつ、見に来てくれた父母(または祖父母)に渡すというもの。

感動で思わず泣き出すお母さん方もチラホラ。担任の先生も泣いています。

そんな中、
「恥ずかしいからやりたくない!!」
とだだをこねて席を立つチャッピー。もうすぐ順番が回ってくるのにぃぃぃ!!

おうおうおう、また始まったよ(ノД`)この感動的な雰囲気の中で癇癪起こして暴れるのだけは勘弁してくれチャッピー(ノД`)!!

…とハラハラしていたら、すかさずチャッピーにいつもついてくれている特別支援担当の先生がチャッピーのそばに来て、説得を始めます。

低い落ち着いた声で、ひたすら冷静に…さすがプロフェッショナル!!チャッピーもなんとか先生の話を聞いています。

その後一旦2人で廊下に出て行き…戻ってきたあと、ちゃんと教室の前に出て感謝状贈呈してくれました(T_T)!!

説得した先生もすごいし、チャッピーも頑張った!ありがとう(T_T)!!

私ももう…ボロ泣きですよ。実は先生がチャッピーを説得してくれてる時点ですでに涙が止まりませんでしたから。

こんなに扱いにくい手のかかる子を、投げ出さずにいつも向き合って、優しく指導を続けて下さった先生。

チャッピーだけではなく親の私も、面談日や電話や連絡帳のやりとりで、いつも愚痴を受け止めてもらったり励ましてもらったり、たくさんたくさん支えて頂きました。

時にはちょっとした言葉のすれ違いから、ピリピリしてしまった日もありました。(その後すぐに誤解が解けて修復できましたが)

今となってはどれも本当にありがたく、かけがえのない思い出です。

同じクラスのお友達も、長い子はチャッピーが2歳で入園した時からずっと仲良くしてくれて。

こんな宇宙人みたいな独特な子でも仲間外れにしたりイジメたりしないでゆるキャラのごとく可愛がってくれたことは、きっと先生達が上手に関係を取り持ってくれていたおかげだと思っています。

そんなお友達も、みんなすっかり素敵なお兄さんお姉さんです。

チャッピーはぐんぐん差をつけられた感じ…いや、最初から差がついていたんだな。入園当時も今も、クラスメートたちに比べてチャッピーのあまりの出来ない子ぶりには慣れたとはいえ未だに凹みます。


数日前に参観日が終わった今でも、私はクラスメートたちとチャッピーの差を思い出して軽く落ち込んでいます(笑)このモヤモヤは、なかなかしぶといでござる。

だってあの子たちが一年生になって普通学級で立派に授業を受けている姿は簡単に想像できるけれど、

チャッピーははっきり言って無理(笑)無理無理無理(笑)

支援学級でもまともにやっていけるのかビミョーなレベルだからね(笑)



何はともあれ、本当に思い出に残る、素晴らしい参観日でした。

残された幼稚園行事は、卒園式と謝恩会だけ。チャッピーはちゃんと参加できるのだろうか。

不安はつきませんが、悔いのないように残りの幼稚園生活を満喫しようと思います。

先生方やお友達とのお別れ、寂しいなぁ…(ノД`)



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