知的支援学級と情緒支援学級で悩みに悩んだ私でしたが、

最終的に知的支援学級を選んだのは、やはりチャッピーの現段階の知能レベルを考慮してです。

前にも書きましたが、チャッピーの通う小学校では、

情緒支援学級は基本的に普通学級の子たちと同じペースでの学習です。

その上で、ちょっと理解しそびれた部分があったりしたらちょっと振り返って復習したり、その程度。

知的支援学級では、その子の理解度、進み具合に合わせてじっくりじっくり学習を積み重ねて行くとのこと。

なので、仮にチャッピーが普通学級の子と同じペースの学習についていけた場合は、そのペースで進めてもらえるし、

もしついていけなかった場合には、ついていけないなりにゆっくり時間をかけながら、しっかりと基本的な学力をつけさせようということらしいです。

要は、情緒支援学級だと勉強についていけたら問題ないが、仮についていけなかった場合に困る。

知的支援学級なら、ついていけてもいけなくても、どっちのパターンにも対応可能なので、損することはないのかなと。

そして、こっそり教えて頂いた話によると、今知的支援学級に在籍中の一人は、実は普通学級でもやっていける子なんだそうです。

何の問題もなく普通学級に入学し、普通学級で勉強していたものの、

その子は先生がそばについて丁寧に見てくれないのが不満だったのか全く勉強しなかったと。

で、みんなで悩んだ挙げ句に知的支援学級に入れてみたら、活き活きと積極的に勉強するようになったとか。

で、そのまま在籍中。

そんなふうに、知能に全く問題無い子にも対応できるわけです、知的支援学級。基本的に個別対応なんで。

しかも、担任の先生は「支援学級だから勉強しなくていいとは一切考えておりません!」とのこと。

「例え偏差値低いところでも、普通高校に入れてやるくらいの気持ちで教えています!!」と目を輝かせていました。

でもけしてスパルタじゃなくて、あくまでもその子のペースと理解力に合わせて、楽しく学ばせることがモットーのようです。

それを聞いて心強く感じ、あぁこの学級で間違いないな、と思えたんです。知的支援学級だからって、必ずしも勉強がほかの子よりおろそかになるとかじゃないんだと。

ただ、やはり学年の違う数人を先生一人で教えるため、ある時は一時間プリント学習だったり、

ある時は当該学年でやらないはずの学習や習字やそろばんを先取り(または復習)で付き合わされたり、ってこともあるんだそうです。

でもそこはうまい具合にやりくりして、卒業までには6年間で習うはずの勉強を全部網羅出来てるように!という考えだそうです。

あとは、情緒支援学級と知的支援学級での違いは、基本的に勉強の進み方だけで、

教科書の使用や交流学級との行き来、担任の数やサポート体制には、特に違いがないみたいでした。(各学校によって、違いはあるんでしょうがね)



そんなわけで、知的支援学級に決まり!となりました。



見学中のチャッピーの様子などは次回に続く。



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