うちのチャッピー(長女)、バリバリの聴覚過敏ガールでございます。

聴覚過敏の子を育てていると、

何でこんなことで苦労しなくちゃならないんだぁ~!!

と叫びたくなることがたくさんあります。



例えば、外出先のトイレのエアータオル(ハンドドライヤー)の音が怖くてトイレに入りたくないと騒がれる。

家で掃除機かける度にパニック起こされる。

散歩中に工事現場の音や交通量の多い道路の音やバイクの音が怖いと抱っこをせがまれる。

運動会の徒競走でピストルの音 が怖いとか応援合戦の大太鼓の音が怖いとかで参加できない。

発表会でも合奏やお遊戯の音楽が怖くてずっと耳ふさぎだったり、舞台にすら上がれない。

七五三の儀式の時も、音を怖がってパニック起こさないか親はハラハラ。



そして何より、私が今一番困っているのは…

妹の泣き声を怖がって、一緒になって泣きわめくこと!!

チュッパ(次女)は今、1歳半。

チュッパが産まれて我が家にやってきたその日から、苦悩は始まりました。

チュッパが泣くと、チャッピーも怖い怖いと泣く。

1人泣いてるだけでもイライラするのに、姉妹ダブルスでギャオギャオ泣かれたらもう…



うるせぇぇぇぇ!!!

お前らどっか行けぇぇぇ!!



って思います。いや、口に出して叫んじゃってる時もあります(^_^;)

そのくらい、本気でキツい。ダブルで泣かれると。

だからチュッパを泣かせないように、ビクビクしている自分がいます。

しょっちゅう、頭をよぎりますよ。

この子が聴覚過敏じゃなかったら、こんな苦労しなくて良かったんだろうな…って。

そう考えると何だか世の中不公平に思えて、心がささくれ立ってきます。



でも、でもでも。

保護者から見て「育てにくい聴覚過敏ガール」であるチャッピーは、

チャッピー本人からしたら、

「聴覚が過敏な私」

なんですよね。

そして、聴覚過敏は一生続きます。

成長にともない、我慢できる場面は増えていくかも知れないけれど、

表面的には落ち着いたように見えたとしても、聴覚過敏が治ったわけじゃあない。

聴覚が過敏なまま、苦手な音が多々ある世界で、この子はず~っと生きていかなくてはならないんだな…

そう考えると、少し切ないです。



親の目線で、この子は○○だから育てにくい!と思ってしまうところ、

実は、子供にしてみたら

自分は○○だから生きづらい。

ってことになるんですよね。



ついつい親の都合で子供を見てしまいがちな私。

もうちょっと、子供目線で見てあげられるように頑張ります。



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