昨日はつまらないことでチャッピーに怒ってしまいました。

「叱る」じゃなくて、「怒る」です。

はい、良くないやつです。

怒ってしまった理由は、お菓子(ビッグカツ)の袋を自分で開けられなかったから。

文字にすると、ほんとどーでもいいようなことでキレてたんだな私…(激しく反省)

正確に言うと、開けられないこと自体に腹が立ったというよりも、

開けられなくてもいいから、もうちょっと頑張ってみようよ~ってとこに腹が立ったんです。

最初はチャッピーが3秒くらい自分で開けようと頑張っていましたが開かず、「ママ開けて~」というので、

私が二人羽織り体勢になって後ろから手を回し、「ほらこうやって、爪の先を4つ合わせて、ギザギザの凹んだところから…」とやって説明し、

「真似してごらん」と言っても出来ない。ビミョーに違う。

爪先を4つ合わせるってそれだけの事が、何度教えても出来ない。

で、すぐに「出来ないもん!ママやって!」と怒り出す。

出来ないのは、しょうがないのかも知れない。手先が不器用で模倣の苦手な子ですからね、そこは私も理解しているつもりです。

でも、出来ないなりに、もうちょっと頑張って欲しかったわけです。すぐに諦めないで。

チャッピーからしたら、ちょっと頑張っても出来ないこと、苦手なことを頑張れ頑張れ言われるのは辛いのかも知れませんが、

そのまま努力しないと何にも出来ないままじゃないかと!

それで私もイラッときて、「もっと頑張って!努力してよ!」と怒鳴ってしまい、その後も怒りが収まらず冷たい態度をとってしまいました…

どう考えても、私の対応は間違っていました(T_T)良くないですよね…

でも不器用で模倣も苦手な子にものを教える困難さ、もう何年も味わっていますが、

なんか自分の無力さを感じて、すごく精神的に来るんですよね…まさに「のれんに腕押し」って感じで、教えても教えても手応えがない。こちらが努力した分の成果が返ってこない辛さというか。

しかも、周りの人の真似をしようという意識自体がほとんど感じられない。みんなと同じことがやりたい、みんな出来ていることが出来るようになりたいっていう意志が無い。だからなおさら上達が遅い。


ボタンの付け外し、チャックの開け閉め、シャツをズボンに入れる、

そういう身辺自立一つ一つに、どれだけ時間と労力を費やしたか…

幼稚園でも、同じ年齢の子ならとっくに出来ていることをチャッピーだけなかなか出来るようにならず、

出来るようにさせられない私はダメな母親なんだって、ずっと思っていました。

だから発達障害の診断が正式についた時に、その時点ではすでに自分の中ではチャッピーは99%発達障害だろうなと受け入れた後だったので、

「あぁ、この子がアレもコレも出来ないのは、私のせいだけじゃなかったんだな」と少し安心した部分もあります。

妹のチュッパは模倣能力が高くて、特別教えたわけでもないことを見よう見まねで勝手に出来るようになっていくので(人の真似をしたいという意志もチャッピーよりずっと強い)、

毎日驚きの連続です。模倣が出来る子ってだけで、子育てってこんなに楽なのかと!

今でもチャッピーの物覚えの悪さに悶絶する毎日で頭が禿げそうなくらいですが、

あまりブチ切れないように、優しいお母さんでいられるように気をつけます。

お菓子の袋自分で開けられなくてもなんとか生きていけるけど(6歳で出来なくても10歳くらいには出来るようになってるだろうし)、

そのことで親から激しく怒られたとか冷たくされたって記憶がずっと残ってたら、チャッピーの心の深い所に傷を残してしまうかもしれませんからね。

お菓子の袋開けられないことなんかより、そっちの方がずっとマズい気がする。

心に刻んでおきます。





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