先日、就学指導委員会の担当者との面談がありました。

就学指導委員会総合診断の「知的特別支援学級で学習することが望ましいYO!」という判定に対して

「いやですYO!情緒特別支援学級を希望しますYO!」というお返事をしたからです。

担当者は、実際に幼稚園に出向いて、チャッピーの生活の様子を見てきたようです。

その上で知能検査の結果も考慮して出した「知的支援学級判定」です。

面談の直前に、私は小学校に電話して教頭先生に改めてお話を伺い、

「あれっ?知的支援学級でも教科書使うの?だったら別に知的支援学級でもいいかもな~」と考えが変わり始めていたので、

担当者にも、現在の気持ちをそのまま伝えました。

すると、担当者はこんな考えを話して下さいました。



「チャッピーちゃんは、知的障害と発達障害のどちらの要素も持っているので、たぶんどちらのクラスでも大きな間違いでは無いと思います。

ただ、知的にチャッピーちゃんくらいの子は、おそらく低学年のうちはなんとか勉強についていけるんですが、

ぐんと学習内容が難しくなる4〜5年生の辺りからついていけなくなる場合が多いんです。

知的支援学級では、学習と生活を結びつけた体験的な学び方をすることで、より学習が身に付きやすいようにするといった、独自のカリキュラムが組まれています。

そこが、情緒支援学級との違いです。

チャッピーちゃんはどちらのクラスでも対応できるタイプだと思いますが、

できた!嬉しい!楽しい!という感情をより大きく感じることが出来るのは、知的支援学級の方ではないかと思います。

ただ、クラスを選ぶ際には、同じクラスの子たちとチャッピーちゃんの状態が大きく離れていないかどうかも考慮する必要があります。

周りが自分よりすごく出来る子ばかりだとチャッピーちゃんは馴染めずに劣等感を抱いてしまうし、

その逆のパターンだと、チャッピーちゃんにとっては物足りない、刺激の少ない毎日になってしまう可能性があります。

ですからとにかく一度見学に行き、知的支援学級の他の子の様子も見た上で、最終的な決断をしましょう」



と。

ふむふむ、なるほど。

わかりました!

「どっちでもやっていける」と言われちゃうと余計に迷ってしまうんですが、

たぶん、やはり知的支援学級のほうがいいような気がしてきました。

なぜなら、夏休み明けに情緒支援学級を見学した時の印象が、

「こんなしっかりした(チャッピーに比べるとかなり発達障害レベルも軽度に見える)賢そうな子たちの中に入ったらチャッピーちょっと浮くかも!?」

というものだったからです(^_^;)

ただ同時にすごく雰囲気のいいクラスで、担任もとても理解があり信頼のおける素晴らしい先生だったので、

ぜ、ぜ、ぜ、是非ともこのクラスに!!と、夫婦共々強く心に決めてしまった面があります。



それにしても、なぜ同じ時期に知的支援学級もセットで見学しておかなかったのか、と今になって後悔しているんですが、


何せその頃はまだ、私はチャッピーの知的な遅れを受け入れられずにいたからなんですよね。

まだ心の中で「うちの子知的障害じゃねーし!本気出してないだけだから!」とギャーギャーわめいている状態で知的支援学級を見学するなんてことは、

半ば「敗北宣言」に近いものがあったわけですよ。私の中で(笑)

それがやっとのことで受け入れ認めた今となっては、

後々こんなにドタバタ忙しくなるくらいだったら、変なプライド捨てて早めに見学しておくんだったな…と反省しております。



それにしても「軽度知的障害の子は低学年のうちはなんとか勉強についていけても3~4年生から厳しくなる」という言葉は、結構ずしっと来ましたね。

これって

「今現在のチャッピーの通信教材ポピーの解きっぷり見てたらそんなに知能が遅れているとは思えないんですけど!
(確かに同年代の他の子と比べたら多少AHOなのは認めますが!)」

っていう私の「チャッピーは意外と賢い説」を根底から覆すことになりますよね。

なんとかついていけてるのも今だけだぜ~、みたいな。

これにはちょっと、へこみました。



ただ、最後に言われた

「仮に情緒支援学級と知的支援学級で選択を誤ったとしても、それでチャッピーちゃんの人生がめちゃくちゃになるなんてことはないです。

いくらでもやり直しは出来ますから」

という言葉で、少し気分が軽くなりました。



次回は、療育センターでの大ベテラン先生との面談内容について書きます。



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