我が子に知的障害があるという事実を受け入れるまでの葛藤
ブログで色々書いているうちに
「あ、うちの子発達障害だけじゃなくて知的障害もあるんだな~」
…と軽い感じで受け入れることに成功しつつあります。
このブログを始める前は、もっと暗くて後ろめたい気持ちばかりだったんですよ、本当に。
読んで下さった方がどう感じるかよりも、自分自身が一番、救われているんです。
また、同じように発達障害や知的障害を持ってる子の親御さんのブログを目にする機会が増えたことで、
あ、悩んでるのも苦しんでるのも私だけじゃないんだ!と思えて、
ずいぶんと孤独感が減り、心が軽くなりました。
数値にこだわり過ぎるのは無意味だとはわかっていても
とはいえ、未だに田中ビネーとWISCを信用仕切れていない面もあり、
「次回の検査では絶対IQの数値上がるもんね!あと少し上がれば境界域だもんね!障害の範囲じゃないもんね!」
みたいに希望的観測にすがりまくってジタバタしている親心もあります…
それでも現時点では、うちの娘は紛れもない知的障害の範疇なわけで。
知能検査では、コンディション等によって多少の誤差が出るのは事実だと思います。
ただ、細かい数値にこだわり過ぎてもあまり意味ないんですよね。
それに、知的障害と境界域に明確な線引きなど出来るわけなく
「IQ70超えたから障害じゃないぞバンザーイ!」
というわけじゃない。
数値的には「知的障害」とはっきり認定されずとも、境界域であるということは、本人がそれなりの生きづらさを抱えていることに変わりはないわけで。
…と頭ではわかっていても、ついこだわってしまうのですが(^_^;)
なんやかんや言いながら、療育手帳はちゃっかり申請しています。
貰えるもんは何でも貰え!使える支援は何でも使え!の精神です。
(そうでもしないとやっていけないので)
※境界域だと、抱える困難に大きな違いはなくても療育手帳をもらえない等で、よけいに困るという話も聞きます…難しい問題ですよね。
知的障害があることを受け入れたら、イライラが減った
先日の田中ビネーの結果では、長女の知能は2歳遅れでした。
つまり、現在の生活年齢は6歳ですが、精神年齢はまだ4歳ということです。
「そうか!この子は見た目は6歳だけど、中身はまだ4歳なんだ!」
と思うようにしたら、イライラすることも少し減りました。
今までは
「6歳なんだからこれくらい出来るでしょ!」
と思っていたところを、
「まだ4歳だもんな。
出来なくてもしょうがないか。
いや、4歳にしてはずいぶん頑張ってるじゃないか!」
と思えるようになったんです。
これは、私の中では結構大きな変化です。
支援は精神年齢に合わせても、接し方は生活年齢に合わせて
療育センターの支援員さんから、とても大切なお話を聞きました。
「生活年齢に合わせた接し方をしつつも、支援は精神年齢に合わせて行います」
…と。
例えば、IQ50の20歳の利用者さんを10歳の子供として扱うのではなくて、
成人した立派な一人の大人として接しつつ、
指示の出し方などは10歳の子が理解できる程度に簡単なものにするとか、分かり易く工夫をする、
ということだそうです。
私はその言葉が深く心に残っています。
それを長女にもそのまま適用すればいいんだな…と。
まぁ、わかっていても難しいんですけどね。
おわりに
これから先、長女はどんな人生を歩むんだろう。
心配でもあり、楽しみでもあります。
色々と問題山積みの子育てライフでしょうが、
前を向いて、肩の力抜いて、笑いながら育てていけたらいいな~と、思っています(*^_^*)
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最後まで読んで頂きありがとうございました。